Canon EOS Kiss 7 キヤノン最後の一眼レフフィルムカメラ。

話は遡ること2018年。

当時使用していたフィルムカメラは、Canon EOS Kiss 初代モデルである。
初代 EOS Kiss はお気に入りのカメラのひとつで、実に楽しく使っていたんだ。

けれど、初代 EOS Kiss を使い続けていくうちに、最後のイオスキス フィルムカメラがどういうカメラか気になりだしたんだ。
キヤノンカメラミュージアムで調べると、それが「EOS Kiss 7」だとすぐに分かった。

[参考]: EOS Kiss 7 - キヤノンカメラミュージアム

そして、最後のイオスキスであり、EOS 一眼レフフィルムカメラ全体としても、最後に発売されたカメラだということも分かったんだ。
その事実だけで、EOS Kiss 7 にトキメくのは必然だった。

それで中古品を探すワケだけど、「EOS Kiss 7」が発売された2004年当時、時代はどんどんフィルムからデジタルに移行しだしていた。
だから先代の「EOS Kiss 5」、「EOS Kiss Lite」とかと比べると生産数が少ない。
中古で状態が良い個体を探すのに苦労した。
正直、外観が似ている「EOS Kiss 5」で妥協するか頭をよぎったけど・・・

果たして2018年8月、やっとの思いで状態が良い個体をゲットすることができたんだ。
気分はドラクエでメタルスライムを仲間にした時と少し似ている笑。
銀色だしね笑。

外観デザインは EOS Kiss 5、EOS Kiss Lite を踏襲しているね。
大きさ(幅×高さ×奥行)は130×90×64mm、質量は365g(本体のみ)。
おなじみEFマウントは金属製。

グリップは購入当初べたつきがあったため、無水エタノールで清掃した。
グリップ形状は上部で湾曲しており、好みが分かれると思う。
私的には、思いのほかしっかり握りこめるので好印象だね。



モードダイヤルは、「OFF」を間にして初心者向けと中上級者向けでモードが分けられている。

各ボタンや十字キーは、押しやすい位置にしっかり配置されている。
AF測距点は7点あるから、十字キーはAFフレーム選択時に非常に助かるね。

液晶は背面に一か所のみ、大きめの表示で視認性が良い。
シャッタースピードが1/4000秒まで対応、他のEOS Kissシリーズと比べるとこれが一番のアドバンテージだと思う。


バッテリーはCR2が2個。
初代 EOS Kiss のように、クォーツデート機能の為にボタン電池を用意する必要がない。
日付/時刻写し込みは2099年まで対応。
私が生きているうちは、「運命の時」はこないようだ。

ストロボも内蔵、エントリーモデルではおなじみだね。
位置がかなり高めな印象。

・・・というように、EOS Kiss 一眼レフフィルムカメラの完成形といっても過言ではない。

動作確認をして、一通り無事に機能することが分かり心が躍った時のことをよーく覚えている。

そんなこんなで、撮影結果は次回に続きます。:)

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