GIZMON Utulens 「写ルンです」のレンズを再利用、その描写は一言「エモい」。
前回の記事で話をさせていただいた、GIZMON Utulens。
「写ルンです」のレンズを再利用してつくられたこのレンズは、どういった写りをするのか。
その写真をいくつか載せたいと思う。
使用したカメラは、Canon EOS M5。
設定はなるべく「写ルンです」を踏襲したい。
ということで、撮影モードは絞り優先、絞りはF16固定(固定なのはレンズスペックの都合)、晴天時のISOは400とした。
上の写真のEXIFをみてみたら、シャッタースピード1/400前後が多かった。
F16、ISO 400、1/400・・・
これはもしや「サニー16ルール」ってやつでは?
Utulens のF値はF16固定なので、図らずも「サニー16ルール」の基準が既にできている。
絞り優先モードじゃなくて、いっそのことマニュアルモードで「サニー16ルール」で撮影するのが正解なような気がしてきた。
あと、順光で撮ると具合が良い気がする。
逆光だと絵が破綻しやすい印象、それを計算に入れる必要があるね。
ところが、前面のレンズユニットのネジを緩めると、1mより手前のモノへフォーカスを合わせることができる。
ただし、レンズユニットを緩め過ぎて脱落しないように注意が必要だ。
夜間でも撮ってみた。
ISOは1600、NATURA 1600 っぽいかどうかはちょっとわからない苦笑。
ずいぶん前に撮影した、久屋大通駅のホーム。
ホームドア設置前だから、もうこの写真を撮ることはできない。
もっとも、乗客の安全が第一だから仕方がないけどね。
こうしてみると、糸巻き型の歪曲収差がみられるね。
でも、あえて直さないでおこう。
ちなみに、ピクチャースタイルはすべてニュートラルにしてある。
彩度が抑え気味でイイカンジで「エモい」写真が撮れたと思うのだが、どうだろう?
きっと、気のせいではないはず。
撮影後に思ったこと、それは、
「久しぶりに 『写ルンです』を使ってみたくなった!!」
ってこと。 :D