CASE RELAY CRUPS110 カメラ用USB外部電源供給器をCanon EOS M5で使ってみた。
ミラーレスカメラの弱点の一つとして、一眼レフカメラと比べてバッテリーの消費が早いというのがある。
撮影時はEVFもしくは背面ディスプレイを常時使用するため、どうしてもバッテリーを消耗してしまう。
その主な対策としてバッテリーを複数個準備して運用したりするワケだが、純正品は少々お値段が高かったり、社外品は動作に不安があったり・・・といった不満が少なからずあるよね。
大容量モバイルバッテリーから給電できたらいいな・・・なんて思っていたら、 そんな願いを叶えてくれる素敵な商品を見つけたんだ。
CASE RELAY CRUPS110 USB外部電源供給器を購入
CASE RELAY CRUPS110 USB外部電源供給器。
モバイルバッテリーやUSBアダプターからカメラに電源供給を実現した、とても素敵なアクセサリーなんだ。
屋内等でコンセントがある場合は、USBアダプターを使用し家庭用電源から給電できる。
屋外でコンセントがない場合は、モバイルバッテリー等から給電できる。
このアイテムは、主要メーカーのほとんどのカメラに対応しているんだ。
CASE RELAY CRUPS110 はカメラの無停電装置として使える
CASE RELAY CRUPS110本体にも1200mAhの電池が内蔵されている。
CRUPS110 単独でもカメラを駆動可能。
これがどういうことかというと、モバイルバッテリー消費後は電力供給元がCRUPS110内蔵電池に切り替わる。
CRUPS110内蔵電池を消費する前に、新たに満充電のモバイルバッテリーを繋ぎなおせば、屋外でも無停電装置として使えちゃうんだ。
タイムラプス撮影や動画撮影時等にバッテリー容量不足を理由とした撮影中断を回避できる、素晴らしい機能である。
CASE RELAY CRUPS110 を Canon EOS M5 で使ってみた
さて、Canon EOS M5で使ってみよう。
Canon EOS M5で使用する場合は別途DCカプラー DR-E17が必要。
社外品も色々安く売られているが、万全を期すためキヤノン純正品を用意した。
通常のバッテリーの様にDCカプラーを入れたあと、端子カバーを開ける。
変換ケーブルを使用、これのオス端子をDCカプラーに接続する。
しっかり接続すれば外れる心配はまずないが、不安な場合は念のためパーマセルテープを使って固定すると良い。
変換ケーブルメス端子とCRUPS110、モバイルバッテリーを接続。
電源ON。
本体側にバッテリー残量が表示されないが、これは恐らくカメラの仕様だね。
CRUPS110、モバイルバッテリー共にバッテリー残量を確認する術はあるので無問題。
ちなみに、モバイルバッテリーの電力供給能力が低いと、CRUPS110の内蔵電池を先に使い果たしてしまい、電源が切れてしまうのでそれぞれの仕様は要確認だね。
モバイルバッテリーは2.1A以上の出力があれば大丈夫のようだ。
ちなみに、当記事で使用のバッテリー容量は20100mAh。
純正バッテリーLP-E17の容量は1040mAh。
ザックリ計算すると、通常のバッテリー19個分。
十分すぎる容量だね。
バッテリー容量不足問題が解消され、さらに無停電装置という機能もある。
なにもタイムラプス撮影や動画撮影に限らない。
普通に写真を撮る際に、予備としてCRUPS110 がある。
このメリットは、はるかに大きいんだ。 :D