現像済みAPSフィルムのデジタル化/フィルムデジタイズに挑戦してみた。
今回は、自宅で現像済みAPSフィルムのデジタル化に挑戦してみたお話。
前回の記事では、お店でCD-Rに焼いてもらった写真データを掲載した。
振り返ると、一部どうにも納得できないものがあったりしたんだよね。
失敗や劣化を、ある程度救出できないものかと。
で、35mmフィルムのデジタイズは何度か経験があったので、APSフィルムのデジタイズも自分できるんじゃないかと思って挑戦してみたんだ。
現像済みのFUJIFILM FUJICOLOR NEXIA 200。
APSフィルムは、現像後もカートリッジに収まっている。
中のフィルムを、分解せずに取り出したい。
取り出し方は、なんてことはない。
ストッパーを下げてスプールを回せば、フィルムのベロが出てくる。
あとは引っぱり出すだけ。
今回は分解しなかったけど、本当は不可逆でも6コマくらいで適当にカットした方が作業や管理が楽だね。
ファイルにいれての整理・収納・保存もしやすいしね。
引っぱり出してスキャン、というかデジタルカメラとマクロレンズで撮影。
その後、Lightroom などの現像ソフトでネガポジ反転してホワイトバランスを整えてちょちょいのちょいすればOK。
安価なフィルムスキャナーよりはよっぽど良い結果が得られると思う。
ちなみに、フィルムデジタイズアダプターは Nikon ES-2 が一番有名かも。
私はなるべく安く済ませたかったので、Nikon ES-1 とホルダー FH-4 を入手し代用した。
APSフィルムのサイズは35mm判(ライカ判)より細いけど、何とか使えた。
ただ、最近気になるのはカムフリックス。
中判にも対応していているので、いずれ購入することになるだろうね。
さて、結果なんだけど・・・
お店でCD-Rに焼いてもらったデータと画質を比較すると、高解像のデータが得られるね。
あと、より広い構図のデータが得られた。
お店でCD-Rに焼いてもらったデータだと、ずいぶんトリミングされるね。苦笑
といったことも含め、色味等もある程度は救出できたんじゃないかと思う。
ただやっぱり、すべてのコマの復活はやっぱり難しい、というか無理。苦笑
実感としては、フィルムに「情報」が残っていれば何とかなりそうって感じだね。